コンチェルト・シリーズ導入編 第1巻 (プレ初級)
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ヤブウォンスキというと、すぐに1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールが思い出される。このときヤブウォンスキは第3位を獲得したが、その回は稀に見る激戦であり、第1位スタニスラフ・ブーニン、第2位マルク・ラフォレ、第4位小山実稚恵、第5位 ジャン=マルク・ルイサダ、そして第6位タチアナ・ピカイゼンという、いずれも現在世界の第一線で活躍している入賞者の顔ぶれからも、その高水準ぶりが如実に窺われるのである。
しかしながら、今のヤブウォンスキは23年前の彼ではない。あれからじっくりと研鑚を積み、また探求を深めたのであろう。40代を迎えたヤブウォンスキからは、刮目すべき独自の方向性と熟成が十二分に感じられるのだ。
もとより美しい独特の音色は煌くような透明感を携えながら馥郁たる彩りを纏い、グラデーションのように精妙に変化していく。そしてヤブウォンスキの鋭敏な感性は、揺るぎ無い磐石のテクニックに支えられて、音楽それ自体の存在感を一層際立たせるのだ。このCDは、そういう閃きとアイディアが渾然一体と詰め込まれた垂涎のアルバムに仕上がった。ここではあくまでも自然な流れの中に、デモーニッシュなショパンやコケテッシュなショパン、或いはチャーミングなショパンなど、万華鏡のように変幻自在なショパンが顔を覗かせる。それに加えてアルバム全体からは、瑞々しい気品が湛えられた芳醇なロマンが一貫して立ち昇ってくるのである。
日々深化しつつあるヤブウォンスキこそ、ショパンの魂の継承者であることは間違いない。(真嶋 雄大)
フレデリック・ショパン
01. スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
02. スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
03. スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39
04. スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
05. 第1楽章 アレグロ・マエストーソ
06. 第2楽章 スケルツォ モルト・ヴィヴァーチェ
07. 第3楽章 ラルゴ
08. 第4楽章 フィナーレ プレスト・ノン・タント
1965年ポーランドのヴロツワフに生まれる。6歳の時ヤニナ・ブートル氏に師事し12歳まで指導を受ける。最初の演奏会は、12歳の時オーケストラとの共演であった。ポーランドで開催された数々のコンクールで第1位に入賞する。15歳の時、最年少参加者として、ミラノで開催されたピアノ・コンクールにて、第5位に入賞。それからまもなく審査委員長を務めていたニキタ・マガロフ教授に招かれ、スイスのジュネーブで開催されたマスタークラスに参加。1983年から1986年まで、ポーランドのカトヴィッツェ音楽院にて、アンジェイ・ヤシンスキ教授の指導を受ける。1987年優秀な成績で同音楽院を卒業、 1996年にはP.h.Dを取得。
1985年ワルシャワで開催された第11回ショパン国際ピアノ・コンクールにて第3位に入賞。それと同時に数々の副賞も受賞する。同コンクール入賞後、国内外の各地より演奏会の依頼を受ける。彼の際立った音楽的才能は、その他の著名なコンクールでも認められていた。USAパームビーチ第2回国際ピアノ・コンクール(1988年)では第1位並びに最優秀ショパン賞を、イタリアのモンツァ第10回国際ピアノ・コンクール (1988年)でも第1位を獲得、アイルランドのダブリンGPA国際ピアノ・コンクール(1988年)にて第2位。第4回アルトン・ルビンシュタイン国際ピアノ・マスターコンクール(1989年)にて金賞、ニューヨーク・ウォルター・ナウムブルグ財団国際ピアノ・コンクール(1992年)入賞、カナダのカルガリーでの第1回イーザー・オーネス国際ピアノ・コンクール(1992年)で第2位入賞。
20代はヨーロッパを初め、北アメリカ・メキシコ・イスラエル、そして日本でツアーに参加している。演奏した会場はベルリンフィルハーモニー(ここではマスターコンサートシリーズに2回登場した)、ライプチッヒのゲバントハウス、ドレスデンのセンペルオパー、パリのサル・カヴォー、ワルシャワのナショナルフィルハーモニーホール、モスクワのボリショイ劇場、コペンハーゲンのチヴォリコンサートホール、テル・アヴィヴのF.マンアウディトリウム、ハイファアウディチリウム、ニューヨークのアリスチューリーホールなどがあり、共演した指揮者たちもM.ベルナルディ、A.ボレイコ、S.コミッショナー、K.カスプシク、J.ロペ-コボス、G.ノヴァク、K.ペンデレッキ、W.ロヴィツキ、Y.テズカ、R.ゾルマンら錚々たる顔ぶれである。室内楽においても、ディザート・ストリング、イスラエル弦楽オーケストラ・弦楽四重奏、A.クルカ、T.ストラール、W.ウィルコミルスカと共演。
一方テレビラジオなどの録音も国際的に行っている。1998年2月J.クレンツ指揮シンフォニア・ヴァルソヴァイアとショパンのクラコヴィアクを演奏、この演奏会はヨーロッパの23のラジオ局でライヴ放送され、ヨーロッパ・ラジオユニオン(EBU)の記念行事の一環としても取り上げられた。1998-1999年のシーズンには、ショパン年に伴い、世界各地の記念行事に招待される。ショパン没後150周年を記念して、ワルシャワの国立歌劇場で開催された演奏会に出演、また、モスクワのボリショイ劇場で開かれた、ロシアにおけるショパン年記念演奏会にも出演する。1999年には「フォルテピアニシモ」というバレエ音楽の演奏を依頼される。2幕からなるこのバレエはショパンの音楽に基づいて構成されており、振り付けはロルカ・マッシーネが担当した。このピアノとバレエの競演という他に類をみない公演は、ワルシャワ国際歌劇場にて6回上演された。
1999年クシシュトフ・ヤブウォンスキは、トルコにおける「ショパン年」に貢献した功績と、クラシック音楽普及に尽力した功績によりトルコ文化省より表彰された。後進の指導にも力を入れており、毎年、ワルシャワショパン音楽院主催のサマーセミナーにもピアニスト・講師として出演。2004年からは同音楽院にて、ピアノ科教授として指導にあたっている。
2005年には第15回ショパン国際ピアノコンクールの審査員に選出された。また同年から、ショパン国際ピアノコンクールin ASIAにおいても審査員を務めている。現在、カナダのカルガリー在住。
ケヴィン・ケナーがショパン生誕200年に贈る、24の前奏曲と4つのスケルツォ。
ケナーの奏でる素朴かつ澄んだ音色は日本をはじめ世界中のファンを魅了してきました。
これまで「ショパン アルバム」として販売していたロングセラー商品が、ショパンイヤーを記念してSHM-CD化!装いも新たに生まれ変わりました。
タイトル曲以外にもマズルカやノクターンなどの小曲が収録されておりお得な2枚組です。
※本商品はIMCM-1001/1002「ショパン・アルバム」をSHM-CD化し再販したものです。
収録音源は「ショパン・アルバム」と全て同じになります。御了承ください。
諸石 幸生
演出や装飾といったものからはもっとも遠い、詩人の言葉にも似た美しさと陰影感を背景に繰り広げられるケナーのショパンは、無垢で、素朴なまでに謙虚な表現の世界である。ケナーの演奏に耳を傾けることによって、私達聴き手はもう一度ショパンへの旅を始め、無意識の内に植え付けられ、肥大したイメージを洗い流し、ショパンの素晴らしさを原点から見つめ直す、そんな感動とも発見ともいえる経験をするはずである。名ピアニスト多しと言われる現代の音楽界ではあるが、聴き手と作品との関係を変えてしまうほど大きなインパクトを与えてくれる名手は他にはいない。しかも、そんな衝撃的出会いをケナーはこれみよがしの力技で行うのではなく、むしろ自然でさりげなく、尾を引く影の美しさで実感させてしまう。その辺りに演奏家としての計り知れない魅力と実力のほどを思い知らされる名ピアニストなのである。
今や円熟のケヴィン・ケナーである。じっくりと耳を傾け、ショパンとの新たな出会いを心行くまで楽しみたいと思う。
ショパン
DISC 1
24の前奏曲 Op.28
01. 第1番 ハ長調
02. 第2番 イ短調
03. 第3番 ト長調
04. 第4番 ホ短調
05. 第5番 ニ長調
06. 第6番 ロ短調
07. 第7番 イ長調
08. 第8番 嬰ヘ短調
09. 第9番 ホ長調
10. 第10番 嬰ハ短調
11. 第11番 ロ長調
12. 第12番 嬰ト短調
13. 第13番 嬰ヘ長調
14. 第14番 編ホ短調
15. 第15番 変ニ長調
16. 第16番 変ロ短調
17. 第17番 変イ長調
18. 第18番 ヘ短調
19. 第19番 変ホ長調
20. 第20番 ハ短調
21. 第21番 変ロ長調
22. 第22番 ト短調
23. 第23番 ヘ長調
24. 第24番 ニ短調
25. ノクターン 第8番 変ニ長調 作品27-2
26. ワルツ 第16番 ホ短調 遺作
27-28. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
DISC 2
01. 前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
02. スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20
03. スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31
04. スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op.39
05. スケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54
06. 4つのマズルカ Op.67 遺作 06. ト長調 Op.67-1
07. ト短調 Op.67-2
08. ハ長調 Op.67-3
09. イ短調 Op.67-4
10. ポロネーズ 第5番 嬰へ短調 Op.44
11. ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53「英雄」
12. ノクターン 第17番 ロ長調 Op.62-1
ショパン国際ピアノコンクール第11回第3位入賞 / 第15回審査員。
緊迫感と豪快さを失わないエネルギーに満ちあふれた演奏!
3曲全体で一つのドラマを見せる、ヤブウォンスキならではの新しい三大ソナタ!!
「2009年レコード・アカデミー賞録音部門」受賞エンジニア小坂浩徳氏による録音!
ベートーヴェンの三大ソナタが収められたアルバムそれ自体は何も珍しいものではないし、中堅世代の名手にもこと欠かないピアノ界ではある。しかし、ヤブウォンスキが繰り広げるベートーヴェンの世界は、生命力が凝縮された力強い説得力に満ちあふれており、感銘はすこぶる大きい。それは近年、聴く機会の少なくなった英雄的ベートーヴェン像ということもできるが、ヤブウォンスキの素晴らしいところは、そうした輝きの背景には、ハッとするような陰影感が確保されており、詩情と気品、芳しい香りと幻想性までが兼ね備えられている点であろう。また三曲全体で一つのアルバムとしての魅力、起伏とドラマを見せてしまう辺りも、近年のヤブウォンスキならではの成果と言えよう。
充実したヤブウォンスキの現在を知らしめる密度濃いベートーヴェンの新録音である。
L.v.ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
01.第1楽章
02.第2楽章
03.第3楽章
ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
04.第1楽章
05.第2楽章
06.第3楽章
ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
07.第1楽章
08.第2楽章
09.第3楽章
1965年ポーランドのヴロツワフに生まれる。6歳の時ヤニナ・ブートル氏に師事し12歳まで指導を受ける。最初の演奏会は、12歳の時オーケストラとの共演であった。ポーランドで開催された数々のコンクールで第1位に入賞する。15歳の時、最年少参加者として、ミラノで開催されたピアノ・コンクールにて、第5位に入賞。それからまもなく審査委員長を務めていたニキタ・マガロフ教授に招かれ、スイスのジュネーブで開催されたマスタークラスに参加。1983年から1986年まで、ポーランドのカトヴィッツェ音楽院にて、アンジェイ・ヤシンスキ教授の指導を受ける。1987年優秀な成績で同音楽院を卒業、 1996年にはP.h.Dを取得。
1985年ワルシャワで開催された第11回ショパン国際ピアノ・コンクールにて第3位に入賞。それと同時に数々の副賞も受賞する。同コンクール入賞後、国内外の各地より演奏会の依頼を受ける。彼の際立った音楽的才能は、その他の著名なコンクールでも認められていた。USAパームビーチ第2回国際ピアノ・コンクール(1988年)では第1位並びに最優秀ショパン賞を、イタリアのモンツァ第10回国際ピアノ・コンクール (1988年)でも第1位を獲得、アイルランドのダブリンGPA国際ピアノ・コンクール(1988年)にて第2位。第4回アルトン・ルビンシュタイン国際ピアノ・マスターコンクール(1989年)にて金賞、ニューヨーク・ウォルター・ナウムブルグ財団国際ピアノ・コンクール(1992年)入賞、カナダのカルガリーでの第1回イーザー・オーネス国際ピアノ・コンクール(1992年)で第2位入賞。
20代はヨーロッパを初め、北アメリカ・メキシコ・イスラエル、そして日本でツアーに参加している。演奏した会場はベルリンフィルハーモニー(ここではマスターコンサートシリーズに2回登場した)、ライプチッヒのゲバントハウス、ドレスデンのセンペルオパー、パリのサル・カヴォー、ワルシャワのナショナルフィルハーモニーホール、モスクワのボリショイ劇場、コペンハーゲンのチヴォリコンサートホール、テル・アヴィヴのF.マンアウディトリウム、ハイファアウディチリウム、ニューヨークのアリスチューリーホールなどがあり、共演した指揮者たちもM.ベルナルディ、A.ボレイコ、S.コミッショナー、K.カスプシク、J.ロペ-コボス、G.ノヴァク、K.ペンデレッキ、W.ロヴィツキ、Y.テズカ、R.ゾルマンら錚々たる顔ぶれである。室内楽においても、ディザート・ストリング、イスラエル弦楽オーケストラ・弦楽四重奏、A.クルカ、T.ストラール、W.ウィルコミルスカと共演。
一方テレビラジオなどの録音も国際的に行っている。1998年2月J.クレンツ指揮シンフォニア・ヴァルソヴァイアとショパンのクラコヴィアクを演奏、この演奏会はヨーロッパの23のラジオ局でライヴ放送され、ヨーロッパ・ラジオユニオン(EBU)の記念行事の一環としても取り上げられた。1998-1999年のシーズンには、ショパン年に伴い、世界各地の記念行事に招待される。ショパン没後150周年を記念して、ワルシャワの国立歌劇場で開催された演奏会に出演、また、モスクワのボリショイ劇場で開かれた、ロシアにおけるショパン年記念演奏会にも出演する。1999年には「フォルテピアニシモ」というバレエ音楽の演奏を依頼される。2幕からなるこのバレエはショパンの音楽に基づいて構成されており、振り付けはロルカ・マッシーネが担当した。このピアノとバレエの競演という他に類をみない公演は、ワルシャワ国際歌劇場にて6回上演された。
1999年クシシュトフ・ヤブウォンスキは、トルコにおける「ショパン年」に貢献した功績と、クラシック音楽普及に尽力した功績によりトルコ文化省より表彰された。後進の指導にも力を入れており、毎年、ワルシャワショパン音楽院主催のサマーセミナーにもピアニスト・講師として出演。2004年からは同音楽院にて、ピアノ科教授として指導にあたっている。
2005年には第15回ショパン国際ピアノコンクールの審査員に選出された。また同年から、ショパン国際ピアノコンクールin ASIAにおいても審査員を務めている。現在、カナダのカルガリー在住。
2012年7月 第1回日本香港国際音楽コンクール 大阪特別賞!
2012年10月 第13回大阪国際音楽コンクール・コンチェルトオーディション第3位受賞!
同コンクールピアノ部門 Age-G入選
人名事典「日本の演奏家-クラシック音楽の1400人」
(2012年7月刊/日外アソシエーツ編)にも掲載されました
東京生まれ。6歳よりピアノとバレエを始める。
桐朋学園大学短期大学部芸術科卒業後、ピアノと平行したアルトサックスを生かし、クラシックやポップス、ジャズの女性プロメンバーによる「ミューズカクテル」を立ち上げ、これまでに東京芸術劇場・日比谷:松尾ホールに於いて7回の公演を企画・演奏し大きな反響を呼ぶ。
特に、ガーシュインのラプソディーインブルーでは、国内で演奏される事のめったにない、「ピアノとジャズバンドのための完全オリジナル版」を演奏し絶賛され、ショパン名曲コンサートでは、楽曲に自己の詩を付けた演奏が好評を呼んだ。
現在、気軽に聴けるクラシック(クラシカルクロスオーバー)をテーマとして、各種コンサートの企画・制作・演奏を行っている。これまでに小林道夫、楊 麗貞、近藤伸子、ウド・ファルクナーの各氏に師事。
1990年 第14回日本ピアノコンクール 全国大会第2位
1991年 第2回埼玉県ピアノコンクール 最優秀賞・埼玉県知事賞・埼玉新聞社賞・FM埼玉賞
2000年 「ミューズカクテル」を立ち上げる
2001年 光のアート『東京ミレナリオ』の際、東京国際フォーラムにて<フィールファインステージ>の
ピアノ伴奏を2年間務める。
2004年 KITAMOTOピアノコンクール入選
2005年 ソロ活動を開始。日比谷松尾ホールを含む19回のコンサートを開催。
2006年 ポーランド・クラクフ室内管弦楽団とショパン「ピアノ協奏曲第2番」を共演。
第8回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA コンチェルトC部門 奨励賞を受賞。
2010年 日本イタリア協会主催 第1回 Musica Arte 金賞・聴衆賞をダブル受賞
2012年 第1回日本香港国際音楽コンクール 大阪特別賞
第13回大阪国際音楽コンクール・コンチェルトオーディション第3位
同コンクールピアノ部門 Age-G入選
“Street Art-plex KUMAMOTO”へゲスト・ピアニストとして出演
人名事典「日本の演奏家-クラシック音楽の1400人」に掲載される
01. F.ショパン ノクターン第2番変ホ長調作品9-2
02. J.フィールド ノクターン第4番イ長調
03. J.フィールド ノクターン第18番ホ長調「正午のロンド」
04. F.リスト コンソレーションS.172 第1番
05. F.リスト コンソレーションS.172 第2番
06. F.リスト コンソレーションS.172 第3番
07. F.リスト コンソレーションS.172 第4番
08. F.リスト コンソレーションS.172 第5番
09. F.リスト コンソレーションS.172 第6番
10. F.リスト 愛の夢 第1番
11. F.リスト 愛の夢 第2番
12. F.リスト 愛の夢 第3番
13. F.ショパン ノクターン第2番変ホ長調作品9-2(エキエル版)
Total Time 51:42
東京都出身。国立音楽大学附属高等学校を経て桐朋学園大学ピアノ科に入学。
大学在学中から古楽器の魅力に惹かれ、オランダ、フランス、オーストリア、スペイン、ポルトガル等で多くの古楽器に接すると共に研鑽に努める。
大学卒業後は、各地の楽器博物館での古楽器演奏の他、古楽アンサンブル、室内楽団、マンドリン・オーケストラ、民族楽器オーケストラ等と共演を行う。
演奏活動での使用楽器は、チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ、ロマンピアノ、パイプオルガン、モダンピアノ等鍵盤楽器全般に及ぶ。
現在は、演奏活動の傍ら後進の指導にも携わっている。
ピアノを賀集裕子氏、高柳朗子氏、チェンバロを有田千代子氏、新谷久子氏、フォルテピアノを岩渕恵美子氏、バロックダンスを浜中康子氏、パイプオルガンを櫻谷真理子氏、紙屋信義氏、指揮を山本七雄氏、調律法(古典調律・平均律)を横田誠三氏に学ぶ他、ルドルフ・ケラー氏、ジャック・ルヴィエ氏、ヴィルヘルム・シュヌア氏にドイツ語圏・フランス語圏の音楽に対する演奏解釈等の指導を受ける
ジャン-フィリップ・ラモー <クラヴサン曲集と(運指法)装飾表より> | |
01. 02. 03. 04. | アルマンド リゴドン第1番/第2番調/リゴドン第2 番のドゥーブル ロンドー形式のミュゼット タンブラン |
フランソワ・クープラン <クラヴサン曲集 第6組曲 変ロ長調より> | |
05. 06. 07. 08. 09. | 刈入れをする人々 恋やつれ ベルサン 田 園詩:ロンドー 羽虫 |
ジョージ・フリデリック・ヘンデル <クラヴサン曲集 第3組曲 ニ短調より> | |
10. 11. 12. 13. 14. | プレリュード アルマンド クラント エ ア 第1~第5変奏 プレスト |
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ <フランス組曲 第1番 ニ短調より> | |
15. 16. 17. 18. 19. | アルマンド クラント サラバンド メヌ エットⅠ・Ⅱ ジグ |
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ <イタリアン協奏曲 へ長調> | |
20. 21. 22. | 第1楽章(アレグロ) 第2楽章(アンダンテ) 第 3楽章(プレスト) |
Total Time 60:28 |
ポーランド、フランス、マジョルカ島、イギリス・・・。ショパンの旅路を、心地よい音楽と共にゆったりと楽しめる、大満足の内容です。
Disc1. ショパン誕生(1810-1831)
ピアノ協奏曲第2番より第2楽章/「革命」のエチュード/ポロネーズ第11、13番 他全11曲
Disc2.パリでの活躍(1832-1837
「黒鍵」のエチュード/幻想即興曲/スケルツォ第1番/バラード第1番 他全11曲)
Disc3. 最愛の人サンドとの出会い(1837-1839)
「木枯らし」のエチュード/前奏曲「雨だれ」/軍隊ポロネーズ/スケルツォ第2、3番 他全12曲
Disc4. 優しくあたたかな日々(1840-1844)
幻想曲/英雄ポロネ-ズ/ワルツ第5番/バラード第3、4番/ノクターン第13番 他全9曲
Disc5.悲しい別れ(1844-1849)
舟歌/幻想ポロネーズ/子犬のワルツ/ソナタ第3番より第1、4楽章/マズルカ第49番 他全11曲
ピアノ:ケヴィン・ケナー、クシシュトフ・ヤブウォンスキ、サ・チェン、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ、タチアナ・シェバノワ他
ショパンと旅するCD | |||
■Disc1 ショパン誕生(1810~31) | |||
1. ポロネーズ 第11番 ト短調 遺作 2. ポロネーズ 第13番 変イ長調 遺作 3. ロンド ハ短調 作品1 4. ワルツ 第10番 ロ短調 作品69の2 5. ワルツ 第13番 変ニ長調 作品70の3 6. ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21より 第2楽章 7. ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11より 第1楽章 8. マズルカ 第1番 嬰へ短調 作品6の1 9. マズルカ 第2番 嬰ハ短調 作品6の2 10. マズルカ 第5番 変ロ長調 作品7の1 11. 12の練習曲 作品10より 第12番 ハ短調 「革命」 | |||
Total | 61:22 | ||
■Disc2 パリでの活躍(1832~37) | |||
1. ノクターン第2番 変ホ長調 作品9の2 2. 12の練習曲 作品10より 第5番 変ト長調「黒鍵」 3. ノクターン 第5番 嬰へ長調 作品15の2 4. ワルツ 第1番 変ホ長調 作品18 5. 幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66 6. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22 7. スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20 8. バラード 第1番 ト短調 作品23 9. ワルツ 第2番 変イ長調 作品34の1 10. ワルツ 第9番 変イ長調 作品69の1 「別れ」 11. ノクターン 第20番 嬰ハ短調 遺作 「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」 | |||
Total | 64:08 | ||
■Disc3 最愛の人サンドとの出会い(1837~39) | |||
1. 12の練習曲 作品25より 第1番 変イ長調「エオリアのハープ」 2. 12の練習曲 作品25より 第11番 イ短調「木枯らし」 3. スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31 4. マズルカ 第23番 ニ長調 作品33の2 5. ワルツ 第3番 イ短調 作品34の2 6. 24の前奏曲 作品28より 第7番 イ長調 7. 24の前奏曲 作品28より 第15番 変二長調「雨だれ」 8. ポロネーズ 第3番 イ長調 「軍隊」作品40の1 9. マズルカ 第26番 ホ短調 作品41の1 10. ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35 より 第1楽章 11. ソナタ第2番 変ロ短調 作品35 より 第3楽章「葬送行進曲」 12. スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39 | |||
Total | 59:48 | ||
■Disc4 優しくあたたかな日々(1840~44) | |||
1. ワルツ 第5番 変イ長調 作品42 2. バラード 第3番 変イ長調 作品47 3. ノクターン 第13番 ハ短調 作品48の1 4. 幻想曲 ヘ短調 作品49 5. マズルカ 第32番 嬰ハ短調 作品50の3 6. バラード 第4番 ヘ短調 作品52 7. マズルカ 第34番 ハ長調 作品56の2 8. マズルカ 第35番 ハ短調 作品56の3 9. ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄」 | |||
Total | 60:26 | ||
■Disc5 悲しい別れ(1844~49) | |||
1. ワルツ 第5番 変イ長調 作品42 2. バラード 第3番 変イ長調 作品47 3. ノクターン 第13番 ハ短調 作品48の1 4. 幻想曲 ヘ短調 作品49 5. マズルカ 第32番 嬰ハ短調 作品50の3 6. バラード 第4番 ヘ短調 作品52 7. マズルカ 第34番 ハ長調 作品56の2 8. マズルカ 第35番 ハ短調 作品56の3 9. ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄」 | |||
Total | 59:39 |
~チェロ音楽の原点バッハとベートーヴェン 天性の若きチェリストによる流麗な響き~
<大前知誇/Chika Omae>
2002年ルイージ・ラッコニージ国際コンクール(イタリア)第2位入賞、アスティ賞受賞
第18回広島新人演奏会 最優秀賞受賞
2002年イタリア、ルイージ・ラッコニージ国際コンクール第2位入賞
世界各国の国際音楽祭でも活躍中の大前知誇が贈るバッハとベートーヴェン。
堅固な解釈と、音型に沿った無駄のない動きから生まれる音楽に定評のある彼女が
自らのチェリストとしての原点も重ねて
チェロ音楽の聖書ともいえる3作品をお届けします。
01-06. 07-12. 13-15. | J.S.バッハ J.S.バッハ L.v.ベートーヴェン | 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009 チェロ・ソナタ 第3番 イ長調 作品69 | |
Total Time 72:46 |
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部を卒業後、ジュリアード音楽院のH・シャピロ氏の下で研鑽を積む。 ドイツ・デトモルト国立音楽大学修士課程を修了後、フランス・ブーロニュ国立音楽院、パリ国立音楽院にてM・シュトラウス氏に師事。2001年ブローニュ 国立音楽院にて第3課程および室内楽科を修了。2003年クールヌーブ国立音楽院室内学科を首席卒業。
第18回広島新人演奏会にて、最優秀賞を受賞、広島交響楽団と共演し、賞賛を博す。ノルマンディー・アンデ国際音楽祭にてソリストとしてアンデ祝祭オー ケストラと共演など、パブロ・カザルス国際音楽祭、クロンベルク国際音楽祭など数多くの音楽祭に出演している。
2002年イタリアのルイージ・ラッコニージ国際コンクールにて第二位入賞、あわせてアスティ賞を受賞。2004年デビューCD「Poesie」をリ リース。チョン・ミュンフン指揮・日韓合同オーケストラに首席奏者としての参加、パリ日本文化会館におけるリサイタルにて好評を博すなど、現在、国内及び イタリア・フランス・ドイツ等、ヨーロッパ各地でオーケストラ・室内楽・リサイタルなど数多くのコンサートに出演し、その活躍の場を広げている。これまで に、チェロを倉田澄子、堤剛、上村昇、H・シャピロ、M・シュトラウスの各氏に師事。
また、音楽の研鑚を積む傍ら、パリの名門ホテル、ホテル・リッツ内にあるエコール・リッツ・エスコフィエにてフランス料理・製菓・パンすべてのマス ター・ディプロマコースを終え、グランド・スーペリオール・ディプロマを取得後、リッツのメイン・キッチン等で料理・製菓・パンすべての部門における研修 を修了する。
2007年より「音と食のコンサート」を企画し、音楽と食の世界を表現する独自のコンサートを展開するかたわら、月刊「百味」にて“クラシック音楽とお 料理”のエッセイを執筆中。
アーティストブログ:http://ameblo.jp/chikaomae/
1985年ショパンコンクール第3位のヤブウォンスキが贈るショパン名曲集。迫力あるライヴレコーディングでお楽しみください。
フレデリック・ショパン
01. ノクターン 第20番 嬰ハ短調 遺作
02. 幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66
03. 前奏曲 変ニ長調 作品28-15 《雨だれ》
04. スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
05. 練習曲 ハ短調 作品10-12 《革命》
06. ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 《英雄》
07. 前奏曲 ホ短調 作品28-4
08. ノクターン 第19番 ホ短調 作品72-1
09. ワルツ 第3番 イ短調 作品34-2
10. ワルツ 第19番 イ短調 遺作
11. バラード 第1番 ト短調 作品23
12. アンダンテ・スピアナートと
13. 華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
14. ワルツ 第2番 変イ長調 作品34-1
15. マズルカ 第17番 変ロ短調 作品24-4
1965年ポーランドのヴロツワフに生まれる。6歳の時ヤニナ・ブートル氏に師事し12歳まで指導を受ける。最初の演奏会は、12歳の時オーケストラとの共演であった。ポーランドで開催された数々のコンクールで第1位に入賞する。15歳の時、最年少参加者として、ミラノで開催されたピアノ・コンクールにて、第5位に入賞。それからまもなく審査委員長を務めていたニキタ・マガロフ教授に招かれ、スイスのジュネーブで開催されたマスタークラスに参加。1983年から1986年まで、ポーランドのカトヴィッツェ音楽院にて、アンジェイ・ヤシンスキ教授の指導を受ける。1987年優秀な成績で同音楽院を卒業、 1996年にはP.h.Dを取得。
1985年ワルシャワで開催された第11回ショパン国際ピアノ・コンクールにて第3位に入賞。それと同時に数々の副賞も受賞する。同コンクール入賞後、国内外の各地より演奏会の依頼を受ける。彼の際立った音楽的才能は、その他の著名なコンクールでも認められていた。USAパームビーチ第2回国際ピアノ・コンクール(1988年)では第1位並びに最優秀ショパン賞を、イタリアのモンツァ第10回国際ピアノ・コンクール (1988年)でも第1位を獲得、アイルランドのダブリンGPA国際ピアノ・コンクール(1988年)にて第2位。第4回アルトン・ルビンシュタイン国際ピアノ・マスターコンクール(1989年)にて金賞、ニューヨーク・ウォルター・ナウムブルグ財団国際ピアノ・コンクール(1992年)入賞、カナダのカルガリーでの第1回イーザー・オーネス国際ピアノ・コンクール(1992年)で第2位入賞。
20代はヨーロッパを初め、北アメリカ・メキシコ・イスラエル、そして日本でツアーに参加している。演奏した会場はベルリンフィルハーモニー(ここではマスターコンサートシリーズに2回登場した)、ライプチッヒのゲバントハウス、ドレスデンのセンペルオパー、パリのサル・カヴォー、ワルシャワのナショナルフィルハーモニーホール、モスクワのボリショイ劇場、コペンハーゲンのチヴォリコンサートホール、テル・アヴィヴのF.マンアウディトリウム、ハイファアウディチリウム、ニューヨークのアリスチューリーホールなどがあり、共演した指揮者たちもM.ベルナルディ、A.ボレイコ、S.コミッショナー、K.カスプシク、J.ロペ-コボス、G.ノヴァク、K.ペンデレッキ、W.ロヴィツキ、Y.テズカ、R.ゾルマンら錚々たる顔ぶれである。室内楽においても、ディザート・ストリング、イスラエル弦楽オーケストラ・弦楽四重奏、A.クルカ、T.ストラール、W.ウィルコミルスカと共演。
一方テレビラジオなどの録音も国際的に行っている。1998年2月J.クレンツ指揮シンフォニア・ヴァルソヴァイアとショパンのクラコヴィアクを演奏、この演奏会はヨーロッパの23のラジオ局でライヴ放送され、ヨーロッパ・ラジオユニオン(EBU)の記念行事の一環としても取り上げられた。1998-1999年のシーズンには、ショパン年に伴い、世界各地の記念行事に招待される。ショパン没後150周年を記念して、ワルシャワの国立歌劇場で開催された演奏会に出演、また、モスクワのボリショイ劇場で開かれた、ロシアにおけるショパン年記念演奏会にも出演する。1999年には「フォルテピアニシモ」というバレエ音楽の演奏を依頼される。2幕からなるこのバレエはショパンの音楽に基づいて構成されており、振り付けはロルカ・マッシーネが担当した。このピアノとバレエの競演という他に類をみない公演は、ワルシャワ国際歌劇場にて6回上演された。
1999年クシシュトフ・ヤブウォンスキは、トルコにおける「ショパン年」に貢献した功績と、クラシック音楽普及に尽力した功績によりトルコ文化省より表彰された。後進の指導にも力を入れており、毎年、ワルシャワショパン音楽院主催のサマーセミナーにもピアニスト・講師として出演。2004年からは同音楽院にて、ピアノ科教授として指導にあたっている。
2005年には第15回ショパン国際ピアノコンクールの審査員に選出された。また同年から、ショパン国際ピアノコンクールin ASIAにおいても審査員を務めている。現在、カナダのカルガリー在住。
音楽之友社刊 レコード芸術2008年10月号 新譜月評にて1ページにわたり紹介。
『推薦』の評価を頂きました。
名ピアニストによるショパンのピアノ全集。
ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ、ケヴィン・ケナー、フィリップ・ジュジアーノ等、ショパンコンクールの歴代入賞アーティストを中心に録音した 209曲のショパンのピアノ曲を16枚CDに収録し、今までの国内盤のショパン全集の値段を大幅に下回る9,333円(税抜)のBOXが誕生!
全集のBOXものといえば輸入盤ですが、解説書も英語で書かれていて英語が得意でない方には不便でした。本ショパン全集では完全日本語解説書を付け、譜例付き曲目一覧、1曲毎の詳細な曲目解説、ショパンの生涯略年表、歴代ショパンコンクール入賞者、収録アーティスト紹介を84ページでまとめ、ショパンを初めてお聴きになる方から音楽を専門的に勉強されている方まで幅広く満足して頂ける内容です。
1.CD16枚に及ぶショパン全集を9,333円(税抜)の低価格で実現
多くの方にショパンの音楽を楽しんで頂くために、9,333円(税抜)という従来の国内盤のショパン全集の価格を大幅に下回るお求め易いお値段でご提供致します。
2.世界的に活躍中の名だたるアーティスト陣
ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ、ケヴィン・ケナー、フィリップ・ジュジアーノ等、ショパンコンクールの歴代優勝・入賞者を中心とした多数の世界的アーティストが参加しています。
3.84ページにわたる日本語ブックレット付き
譜例付き曲目一覧、1曲毎の詳細な曲目解説、収録アーティスト紹介、ショパンの生涯早分かり年表を84ページでまとめ、ショパンを初めてお聴きになる方から音楽を専門的に勉強されている方まで幅広く満足して頂ける内容です。
Disc1 前奏曲
24の前奏曲 第1番~第24番/嬰ハ短調作品45/変イ長調遺作 (26曲)
Disc2 練習曲
練習曲作品10 第1番~第12番/練習曲作品25第1番~第12番/
3つの新練習曲 第1番~第3番 (27曲)
Disc3 ワルツ
第1番<華麗なる大円舞曲>~第19番遺作 (19曲)
Disc4 ポロネーズ①
第1番~第7番<幻想ポロネーズ> (7曲)
Disc5 ポロネーズ②
第8番~第16番 (9曲)
Disc6 マズルカ①
第1番~第21番 (21曲)
Disc7 マズルカ②
第22番~第41番 (20曲)
Disc8 マズルカ③/即興曲
マズルカ第42番~第57番/マズルカ補遺 変イ長調/ニ長調/イ長調/
即興曲第1番~第3番/幻想即興曲 (23曲)
Disc9 バラード/ノクターン①
バラード第1番~第4番/ノクターン第1番~第7番 (11曲)
Disc10 ノクターン②
ノクターン第8番~第21番 (14曲)
Disc11 ソナタ①/ロンド
ソナタ第1番(全4楽章)/ロンド作品1/マズルカ風ロンド/作品16/作品73 (5曲)
Disc12 ソナタ②
ソナタ第2番(全4楽章)/ソナタ第3番(全4楽章) (2曲)
Disc13 スケルツォ/華麗なる変奏曲
スケルツォ第1番~第4番/華麗なる変奏曲作品12 (5曲)
Disc14 小品①
ボレロ/ドイツ民謡<スイス少年>による変奏曲/3つのエコセーズ/
コントルダンス/カンタービレ/春/変奏曲 <パガニーニの思い出>/
ラルゴ/葬送行進曲/変奏曲 <ヘクサメロン>/
アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ (11曲)
Disc15 小品②
演奏会用アレグロ/幻想曲 ヘ短調作品49/フーガ イ短調遺作/
アルバムの一葉/タランテラ/子守歌/舟歌 (7曲)
Disc16 ピアノ協奏曲
第1番(全3楽章)/第2番(全3楽章) (2曲)
・ベアタ・ビリンスカ(Beata Bilinska)
1972年ポーランド生まれ。カトヴィツェ音楽院でアンジェイ・ヤシンスキに師事。ポーランド・ヤング・ピアニストコンクール第1位(1984)、アルトゥル・ルービンシュタイン記念国際ヤング・ピアノコンクール(1993)で第2位を受賞。1991年、92年にショパン協会、93年にはポーランド芸術文化賞より奨学金を受けた。
・ボクダン・チャピエフスキ(Bogdan Czapiewski)
1949年ポーランド生まれ。ヤン・エキエル、ジョルジ・シェベクらに師事。ブゾーニ国際ピアノコンクール(1975)、モントリオール国際音楽コンクール(1976)等で入賞。彼のCDは1987年にブダペストの国際レコードコンクールで、リスト・ディスク・グランプリを受賞している。
・森 知英(Chie Mori)
4歳よりピアノを学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業後、同大学大学院修士課程修了。吉田見知子、田村宏、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカに師事。第8 回ベートーヴェン国際ピアノコンクール第4位(1989)、第13回ショパン国際ピアノコンクールでディプロマを得る。国内での演奏活動の傍ら、教育面での活動も熱心に行っている。
・ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ (Halina Czerny Stefanska)
1922年、ポーランドに生まれる。アルフレッド・コルトー、ヨゼフ・トゥルチンスキ、ズビグニェフ・ジェヴィエツキらに師事し、幼少期より神童として注目されていた。第4回ショパン国際ピアノコンクール第1位、併せてマズルカ賞を受賞している。世界的に華々しい演奏活動を展開し、各国主要オーケストラやショルティ、ズビン・メータ等著名な指揮者と共演した。ポーランド派を代表するショパン演奏家である。
・ヤロスラフ・ジェヴィエツキ (Jaroslaw Drzewiecki)
1960年、ポーランドに生まれる。モスクワ音楽院で“ピアノの神様”として知られるヴィクトル・メルジャノフの助手となり、その後各地のコンクールで多くの賞を受賞した。ヨーロッパを中心に世界各地で公演を行っている。ピアニストのタチアナ・シェバノワの夫としても知られている。
・カロル・ラジウォノヴィチ(Karol Radziwonowicz)
ポーランド生まれ。ワルシャワ音楽院でB.ムシンスカに師事し、在学中にフレデリック・ショパン奨学委員会から奨学金を受ける。パデレフスキ・コンクール、リスト国際ピアノコンクール等で活躍し、フルブライト・ピアノコンクールでは第1位を獲得した。フランスのレーベルで制作されたパデレフスキのピアノ全集は、アメリカの音楽協会からメダルを授与された。
・ケヴィン・ケナー(Kevin Kenner)
1963年、アメリカに生まれる。レオン・フライシャー、ミルトン・サーキンド、ライド・ニプレー、カール=ハインツ・ケマリングに師事。第12回ショパン国際ピアノコンクール(1990)で最高位を獲得し、同時にポロネーズ賞を受賞。他、チャイコフスキー国際コンクール第3位(1990)等数々の国際コンクールに参加、多くの賞を受賞している。ピアニストとして活動する傍ら、ロンドンのロイヤル・カレッジで教鞭をとり、後進の指導にあたっている。
・クシシュトフ・ヤブウォンスキ (Krzysztof Jablonski)
1965年、ポーランドに生まれる。カトヴィツェ音楽院でアンジェイ・ヤシンスキに師事。第11回ショパン国際ピアノコンクールで第3位入賞、同時に数々の副賞を受賞する。第15回の同コンクール(2005)では審査員を務めた。また、エキエル教授がディレクターを務め“ナショナルエディション”として有名なプロジェクトにも参加し、3枚のCDを録音している。2004年からはワルシャワのショパン音楽院で教授を務め、後進の指導にあたっている。
・ミー・ジョー・リー(Mi Joo Lee)
韓国に生まれる。17歳で渡欧し、ドイツ学術交流協会の奨学金を得てザルツブルク等で教育を受けた。その後ロン=ティボー国際コンクールでディプロマ賞(1981)、第3回日本国際音楽コンクールで第4位(1986)に入賞している。ヨーロッパ各地で演奏活動を行うと共に、録音も行っている。
・フィリップ・ジュジアーノ (Philippe Giusiano)
1973年フランス生まれ。パリ国立音楽院でジャック・ルヴィエに師事、モーツァルテウム国立音楽演劇大学でカール=ハインツ・ケマリング、アムステルダム音楽院ではイヤン・ヴィーイン、ミロシュ・マーギンに師事。コンクール歴は華々しく、ペンミラボー・リスト国際コンクール第1位(1986)、ダリウス・ミョー・コンクール第1位(1987)、そして第13回ショパン国際ピアノコンクールでは最高位を獲得している。次世代を担う天才として注目され、世界各地で演奏活動を行っている。
・レム・ウラシン(Rem Urasin)
1976年ロシア生まれ。モスクワ音楽院から特別奨学金を受け、レフ・ナウモフに師事。第13回ショパン国際ピアノコンクールで第4位、併せてポロネーズ賞を受賞した。93年のショパン音楽祭ではウィーン室内管弦楽団と共演、カザンの映画会社が制作した「ショパンの生涯」では、若き日のショパン役で出演している。
・サ・チェン(Sa Chen)
1979年、中国生まれ。ギルドホール芸術院にてジョアン・ハヴィルに、ハノーファー音楽大学ではアリエ・ヴァルディに師事。中国国際ピアノコンクール優勝(1994)、リーズ国際ピアノコンクールにて最年少4位入賞(1996)等様々なコンクールで活躍。第14回ショパン国際ピアノコンクールでは第4位入賞と併せて、ポロネーズ賞を受賞している。サイモン・ラトル等の著名な指揮者や各国のオーケストラとも共演、幅広い演奏活動を行っている。
・タチアナ・シェバノワ(Tatiana Shebanova)
ロシアに生まれる。モスクワ音楽院付属中央音楽学校でタチアナ・ケースネルに、モスクワ音楽院でヴィクトル・メルジャノフに師事。多彩なコンクール歴を持ち、「プラハの春」国際音楽コンクール第1位(1969)、ジュネーブ国際音楽コンクール第1位(1976)等華々しいキャリアを積んでいる。第10回ショパン国際ピアノコンクール(1980)では第2位入賞と共にポロネーズ賞、協奏曲賞を受賞。現在は後進の指導と共に、日本をはじめヨーロッパ各地で演奏活動を行っている。
・ヴォイチェフ・シュヴィタワ (Wojciech Switala)
1967年、ポーランドに生まれる。カトヴィツェ音楽院を首席で卒業し、1992年からカール=ハインツ・ケマリングのもとで研磨を積む。第12回ショパン国際ピアノコンクールではポロネーズ賞他特別賞を受賞。ロン=ティボー国際コンクールでは第2位入賞と併せていくつかの特別賞も受賞した(1992)。
・ズビグニェフ・ラウボ(Zbigniew Raubo)
1969年、ポーランドに生まれる。カトヴィツェ音楽院でアンジェイ・ヤシンスキに師事。その才能は多方面から認められ、ショパン協会より2度、ポーランド芸術文化省より2度の奨学金を受けている。17歳の時シマノフスキ・ピアノコンクール第4位入賞、第3回リスト国際ピアノコンクール第4位入賞(1992)等の経歴を持つ。
・ローラント・バーダー(Roland Bader)
1938年、南ドイツ生まれ。シュトゥットガルト芸術大学で学ぶ。エッセン大学での教鞭、オーバー・ハウゼン市立歌劇場第一指揮者を経て、1974年よりベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団総監督に就任した。ベルリン・フィル、ハンガリー・フィル等世界各国の交響楽団に客演、1984年~86年はザルツブルク音楽祭に出演する等幅広い活動を展開している。オランダ・リンブルク州LSOマーストリヒト交響楽団音楽監督兼指揮者、ポーランド・クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督兼首席指揮者を歴任。
・クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団 (Krakow State Philharmony)
1945年に創立された、ポーランドの旧都クラクフに本拠を置く管弦楽団。1997年にはトマシュ・ブガイを音楽監督として迎える。また著名な指揮者、ソリストなどと多数共演。現在の名誉芸術監督であるクシシュトフ・ペンデレツキとも共演した。日本、カナダ、アメリカ等30以上の国々で数多くの公演を成功させている。また、若い世代の人々に音楽を普及させる活動に大変熱心で、毎週地元の聴衆のためにコンサートを開くなど精力的な活動を行っている。